宮崎牛はバラ肉でも4等級・5等級だから高級!黒毛和牛の等級と宮崎牛の定義基準

宮崎牛のような高級黒毛和牛には、A-4等級やA-5等級といった等級が付けられています。A-4等級やA-5等級はテレビや雑誌、ネットなどでもよく見かける単語なのでご存じの方も多いと思いますが、具体的にこれらの等級が何を表しているのか詳しく知っている方は少数派です。

そこで、宮崎牛のバラ肉やヒレステーキ肉などを取り扱っている通販サイト肉選市場が、黒毛和牛の等級に関する基礎知識についてご説明します。その内容も踏まえ、宮崎牛の定義基準もまとめましたので、併せてご覧ください。

高級黒毛和牛の等級は「歩留等級」と「肉質等級」で表される

干し草を食べる牛たち

宮崎牛などの高級黒毛和牛の格付けに用いられるA-5等級、A-4等級といったランクは、アルファベット部分の「歩留等級」と数字部分の「肉質等級」で構成されています。

歩留等級

牛1頭から皮や骨、内臓などを取り除いた枝肉を部分肉に加工した際の優劣を表したものです。枝肉重量に対する部分肉重量の割合が多い程、歩留基準値が高くなります。具体的には、72以上であればA、69以上72未満であればB、69未満はCにランク付けされます。

肉質等級

肉質等級とは、黒毛和牛のロース芯(胸最長筋)の切断面を霜降り(脂肪交雑)、肉の色沢、肉の締まりとキメ、脂肪の色沢と質の4項目に沿って等級に区分するものです。全体的に霜降りの量が多く、かつ肉と脂肪の色・光沢がよい肉で、さらに肉がよく締まってキメが細かいも肉質は4等級または5等級に分類されます。

等級の見方

黒毛和牛の格付けは歩留等級と肉質等級を組み合わせて表示され、例えば歩留等級がA、肉質等級が4だった場合はA-4等級の牛肉と評されます。

肉選市場の通販サイトでは、等級の高い上質な黒毛和牛「宮崎牛」を取り扱っております。部位もバラ肉、モモ肉と各種揃えておりますので、お好みの料理に合わせてご注文ください。

4等級・5等級であることが条件!宮崎牛の定義基準

サシがきれいに入った上質な宮崎牛

「宮崎牛=宮崎産の黒毛和牛」と思っている方が多いのですが、実はただ宮崎産というだけでは宮崎牛を名乗ることはできません。宮崎牛と称されるには、以下の条件をすべて満たす必要があります。

  • 黒毛和種である
  • 宮崎県内で生産肥育された牛である
  • 日本食肉格付協会の格付基準の肉質等級4等級以上である

つまり、宮崎県産の黒毛和牛の中でも、肉質等級が4等級以上の上質な牛肉でなければ「宮崎牛」とは認められないのです。肉質等級は全部で5等級までありますので、上位2等級でなければ条件を満たせないという厳しい基準が設けられていると言えます。

もともと食用子牛の生産が盛んな宮崎県ではありますが、肥育している黒毛和牛の中でも肉質4等級以上の宮崎牛は決して多くありません。徹底したブランド管理が宮崎牛の質を維持し、国内外から高く評価される要因の一つとなっています。

宮崎牛の歩留等級に関して

歩留等級に関しては宮崎牛の定義の条件に設けられていませんが、もともと歩留等級は一頭の牛の枝肉からどれだけ部分肉を提供できるかを示した等級で、枝肉を購入する業者が優劣を判断する際の基準となるものです。牛肉の味には影響しない格付ですので、宮崎牛では部分肉の品質に直接関わる肉質等級のみを条件に採用しています。

宮崎牛のバラ肉は4等級・5等級の黒毛和牛のみで構成

黒毛和牛の等級と宮崎牛の定義基準についてまとめてみました。宮崎牛は宮崎産黒毛和牛の中でも、肉質等級が4等級または5等級と評された上質な牛肉だけが名乗ることを許されています。

上質な霜降りの宮崎牛を取り寄せたい方、宮崎牛のバラ肉・モモ肉をお求めの方は、ぜひ肉選市場の通販サイトをご利用ください。良質な宮崎牛を常時提供していますので、ご家族との団らんやご自分へのご褒美に、霜降り、肉の色ツヤ、締まりなどすべてにおいて高評価を得た高級黒毛和牛の美味しさをぜひご堪能ください。

宮崎牛のバラ肉を取り揃える肉選市場をぜひご利用ください

会社名 株式会社三幸
代表者名 村岡 保
店名 肉選市場(ニクセンイチバ)
営業時間 00:00 〜 09:00
住所 〒889-4601 宮崎県都城市山田町山田9548−1
TEL 0986-77-1604
URL https://www.nikusen-itiba.com/

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